出発点
H振りのみのゲンシグラードン
ダメージ: 218〜257
割合: 105.3%〜124.1%
回数: 確定1発
H振りのみのガオガエン
ダメージ: 218〜257
割合: 107.9%〜127.2%
回数: 確定1発
特防特化チョッキガオガエン
ダメージ: 104〜125
割合: 51.4%〜61.8%
回数: 確定2発
ヘドロばくだんなら、
H4振りのみのゼルネアス
ダメージ: 198〜237
割合: 98%〜117.3%
回数: 乱数1発 (93.8%)
ついでにC+2ダブルダメージマジカルシャインも耐える。
強い。
技構成をタイプ一致の「大地の力」と「ヘドロばくだん」、通りのよい「れいとうビーム」、S順切り返しの「守る」、とした場合、(4月17日現在の)WCSレートの使用率top30のうち、なんと21体に弱点がつけることが判明。上を取ってニドキングで制圧するパーティーを考えることにした。
構築経緯
追い風役は「ニドキングの技が通らない相手に強いポケモン」が望ましい。弱点がつけない残り9体は、カイオーガ、ルナアーラ、ガルーラ、月食ネクロズマ、ドータクン、ナットレイ、ミュウツー、ドーブル、カミツルギ。
エスパータイプの伝説が多いため、イベルタルとルナアーラが候補に。ゼルネアスがいても追い風の張り易そうなルナアーラを採用。
とにかく上を取りたかったので、ほかにもS操作役を加えることに。凍える風が使え、催眠対策になり、トリルや怪しい行動をとりあえず防げるちょうはつカプレヒレを採用。
凍える風ではSダウンが間に合わなさそうなとき、麻痺がまけ、耐久があり(対レックウザなど)、自身のSも速いがんじょうビビり玉トゲデマルを採用。
両者とも役割が似ており使い分けやすく、定数ダメージ技も覚えるので棒立ちになりづらい。
もう片方の伝説には、ニドキングと技の相性補完がとれて素で数値の高いゼルネアスを採用した。
ラスト1体について、ニドキングで弱点をつけない伝説は、主にカイオーガとエスパータイプである(特にドータクンが厳しい)。ここでルナアーラなどエスパータイプ伝説の欠点として、ガオガエンなど悪タイプへの打点が少ないことがある。要は
いろいろ探したところ、ブラッキーが該当。
これでパーティーが完成。結果的にだが、月にまつわるポケモンが揃うきれいなパーティーとなった(月の使者、月光ポケモン、月の石進化、ムーンフォースが使える×2、体がほぼ球体)。
個別解説
157-*-98-137-96-149
臆病 H4 B4 C252 D4 S244
少しでも多くのポケモンの上を取るため、Sになるべく割いた。後述のカプレヒレの後ろは取りたいのでカプレヒレ-1。
上から高火力を押し付けたい。
213-*-108-189-127-163
臆病 H4 C252 S252
S操作要因1。メジャーな構成のルナアーラ。
初手または中盤に追い風を張ってニドキングにつなぐ。
177-*-136-115-150-150
臆病 H252 D4 S252
こごえるかぜ・しぜんのいかり・ちょうはつ・しろいきり
S操作要因2。
S操作技と定数ダメージ技は確定。
トリルや怪しいギミックに対応できるちょうはつを採用。
相手のガオガエン・カプレヒレがバークアウトや凍える風を連打してきたときに、安全にニドキングを後投げするためしろいきりを採用。
ミストシードとミストフィールドでコケコのデンキZも怖くない。
トゲデマル@ビビり玉 特性がんじょう
172-118-83-*-94-162
陽気 H252 D4 S252
S操作要因3。
S操作技と定数ダメージ技は確定。レヒレと互換性がある。
追い風サポートのねこだまし、相手の追い風トリルのターン稼ぎのニードルガードを採用。
あわよくばゼルネアスの上も取りたいのでビビり玉。
貴重な水ヌケニンへの打点持ち。
ゼルネアス@パワフルハーブ 特性フェアリーオーラ
218-*-115-201-118-135
控え目 H132 C252 S124
一般的な技構成のゼルネアス。努力値はC特化、Sは相手の130族を凍える風込みで抜き抜き、余りはH。
追い風下で積まずに殴ることが多かった。
実はGTS産。ウルトラワープライドは必要ないし、周回プレイも必要ないし、そもそもウルトラサンすら必要ない。
ブラッキー@オボン 特性せいしんりょく
202-*-131-71-200-85
おだやか H252 B4 D252
補完枠。エスパータイプの伝説やドータクン(ニドキングに打点が無い)への対抗札。
ダメージソースとしてイカサマとてだすけ、相手への妨害技としてバークアウト・つぶらなひとみを採用。S操作ができないのが、パーティコンセプトと合わず辛い。
凄まじい高火力の技を受けても割と耐える。具体的には
・臆病ゲンシカイオーガのMAXしおふきダブルダメージ
・控え目ゲンシグラードンのMAX噴火ダブルダメージ
・いじっぱりゲンシグラードンのだんがいのつるぎダブルダメージ
・控え目カプテテフのムーンフォース
・ミラクルアイ+臆病ウルトラネクロズマのてんこがすめつぼうのひかり
をどれも50~70%程度の被ダメージに抑えられる。あまりにもオボンのみを採用したくなったので、した。
(余談:もともとムーンルール用の個体。ねこだまし無効の研ぎ澄ますでんこうせっか使いとして、スカーフワルビアルのツボをつく予定だった。ワルビアルがねこだましを受けたので解散した。)
選出
基本:相手にカプレヒレ・催眠・などがいるとき、ギミックパーティーのとき
後発 ニドキング+ゼルネアス
カミツルギ・水ヌケニン・オーガレック・S2倍特性などがいるとき
後発 ニドキング+ゼルネアス
後発 ニドキング+ゼルネアス
戦績
ポケモンジャパンチャンピオンシップス予選 28勝17敗 レート最高1655 最終1618?
感想
良かった点:
相手の上さえ取れれば、ニドキングが高火力で制圧しやすかった(ほぼ4タテした試合もあり)。
悪かった点:
相手の上が取れないと、耐久の無いニドキングが一撃で沈み、そのまま押し切られる
ことが多かった。
どうしようもなかった点:
相手の上を取りづらかった。
ルナアーラが追い風を打てない。
相手はゼルネアス警戒でクロバットやプテラなどちょうはつ+おいかぜ持ちを先発にすることが多く、それがそのままルナアーラに刺さってしまう。上を取られ、凌ごうにも守るが使えず、後発の耐久もあまりないため押し切られることが多かった。
これが1番の反省点。
意外に良かった点:
てだすけ+ルナZで耐久無振りのゲンシカイオーガ、すべてのゲンシグラードンを一撃で倒せる。そのまま残数有利をとり、追い風を中盤に使ってニドキングに回す動きが自然とできた。
まとめ
1:ニドキングは場を整えるのが大変
2:ゼルネ入りは先発追い風の扱いに注意
3:ブラッキーはもっと考察してみたい。
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