構築経緯
リオルのコーチング、優先度1が偉いなあ 相手が速くてもトリル下でも確実に味方にバフが入る
→トリル下でも機能するということは、ダイウォール+まねっこトリルからコーチング+ダイマックス技にきれいに繋がりそう!
リオル+トリルができる物理アタッカーまで採用決定。
現環境は割とトリルが多く、コータスイエブリ最遅アシレーヌあたりの遅いポケモンも多いので、スイッチトリル気味ではなくしっかり遅いポケモンがよさそう。
トリルを覚えて遅くて(ドラミドロのS44以下かな)、Dは元々そこそこあってAとBが上がると嬉しいポケモンを探したところ、
ブリムオン、デスバーン、ヤドキング、ドータクンあたりが該当。
このうちデスバーンとヤドキングはゴリランダー(グラススライダーでダイウォールとまねっこの間に割り込まれたりトリル下でリオルが優先度1で倒されたりと厄介)を呼びそう。
ドータクンもガオガエン(威嚇&リオルへ猫が辛そう)を呼びそうでいまいちかも。
以上からブリムオンを選択。ブリムオンはA種族値は90もあり、あのコバルオンやミミッキュと並ぶほど高いのでおそらく大丈夫。
こんな感じになる。
ブリムオンでは炎・鋼タイプが辛いので、第2トリルアタッカーおよびスイーパーとしてバンドリを採用。
バンドリと相性が良く、まねっこトリルがどうしても厳しそうな時にトリルサポーターにもなれるトゲキッスを採用。
最後にガオガエンとゴリランダーにはどうしても来てほしくないため魔除けとしてウォーグルを採用。
構築を完成とした。
個別解説
リオル
持ち物:きあいのタスキ
特性:いたずらごころ
努力値:ようきHS252
コーチング/まねっこ/まもる/フェイント
優先度1でコーチングができる唯一のポケモン。ダイウォール+まねっこで封印されてもトリルができるのも有名。じゃあその2つを合わせてみよう、というのが今回の役目。
採用理由のコーチングとまねっこの他に、相手がちょうはつetcを打ってきそうな時のまもる、相手まもるを崩せて襷も潰せるフェイントを採用。
リオルもまねっこで攻撃参加することもあるので努力値はAに割いた方がよかったかも。Hに振っても相手の攻撃を耐えそうではなかったし。
ブリムオン
持ち物:いのちのたま
特性:マジックミラー
努力値:勇敢HA252 最遅
サイコカッター/じゃれつく/シャドークロー/トリックルーム
リオルにコーチングされるポケモン。念のため種族値を確認すると
57-90-95-136-103-29
となり、数値上は物理アタッカーとして運用してもよさそうな気がする。
技はトリル、唯一のエスパー物理であるサイコカッター、唯一のフェアリー物理であるじゃれつくまで確定。ラストはシャドークローを選択、ダイホロウで後続物理(主にバンギラス)もまとめて通したい。
コータスがとても辛いのでリザコーバナコー相手はバンドリ選出に任せる。
持ち物:ヨプのみ
特性:すなおこし
努力値:勇敢HA252 最遅
いわなだれ/うっぷんばらし/ばかぢから/まもる
ブリムオンでは炎や鋼あたりが厳しいかなあと思い採用。当初はバンバドロやローブシンあたりを採用していたが相手の特殊攻撃がシンプルにきつかったので特防の高いバンギラスになった。
持ち物は持たせたい候補が大方ほかのポケモンにわたっているのでヨプを持たせたが、採用理由的にはリリバの方がよさそう。
持ち物:じゃくてんほけん
特性:すなかき
努力値:意地Dベースhasにも
Sがあまり高くないので、トリル下でもバンギに代わって対鋼を任せることがある。
持ち物:するどいツメ
特性:きょううん
バンドリ選出の際に相性補完に優れる・リオルのまねっこトリルが怪しいときにトリルサポートできるため採用。
ただトリル下ではコーチングしないとブリムオンの火力があまり高くないので出しづらかった。手助けを入れてもいいかも。
持ち物:ラムのみ
特性:まけんき
努力値:ようきAS
魔除け。コーチングしても強い。
実際ウォーグル採用試合ではガオガエンは一度も先発で出されなかった。ゴリランダーも1回だけ。
ダイマックス前提でチョッキを持たせて、リオルでコーチングしながらダイジェットするとABDSが実質1段階上昇したつよいウォーグルが誕生する。
が、今回はまもるを持たせたい(後発からトリル下で守って終了後に上から殴る)。モロバレルやフシギバナに強く出れるラムのみで採用。
選出
基本
先発:リオル(トゲキッス)+ブリムオン
バンドリ選出
(後発ブリムオン:相手よりできるだけ遅くバンギラスを後投げして天候合戦に勝ちたいとき)
戦績
剣盾ダブルシーズン9で順位5桁...
使用感
まねっこトリル+コーチングキョダイテンバツまでギミックを決めても、いつの間にかダメージレースに負けていることが多い。どうしてこうなった...
以下どうしてこうなったかの推測。
初手にまねっこトリルが決まった場合、こちらは無傷のキョダイブリムオンとタスキ耐えリオルが残っていることが多い。一方相手は無傷。
2手目はリオルコーチング、ブリムオンキョダイマックス技などで相手の非ダイマを倒すor交換で受けられる(さすがにタイプ受けしに来たポケモンを突破できるほどの火力はない)。
相手からはブリムオンへ攻撃、スリップダメージがあるとターン終了後リオルがひんし。
ここまでで相手1体大ダメージ、こちらリオルが襷orひんしでブリムオンが1回被弾。
何をどうやっても「相手のブリムオンへの攻撃」分だけダメージレースに負けている。ブリムオンへの攻撃が物理だと比較的巻き返せるが、こちらの攻撃を守るを絡めて凌がれていると厳しい。
結果として、「2ターンで1回しか攻撃しない」「リオルの耐久が低い」あたりが厳しい原因。リオルはかなり注意して使わなきゃいけないポケモンだと感じた。
こう考えるとサマヨールは偉い。
耐久が高いので生き残りやすくいたみわけがあれば回復もでき、
耐久が高いので場合によってはサポートなしでトリルが張れるので隣で攻撃でき、
てだすけナイトヘッドを覚えるのでダメージレースにも参加できる。
強いなあ...
あとはまねっこトリルが読まれてこの指やいたずらごころで失敗することも多々。トゲキッスやエルフーン入りもバンドリ選出にするかとなったあたりでバンドリ選出ばかりにになったため解散。普通にバンドリを組もう。
こちらの動きが読めない相手にはまねっこトリルからコーチングキョダイテンバツが奇襲的に通り、相手物理攻撃の被ダメージを抑えながら押し切って勝てた。そこは楽しかった。