前置き
この記事の画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネルの動画"Pokémon 1008 ENCOUNTERS"からの引用(スクリーンショット)です。
この記事について
ポケモンの種類が1000種を突破したことを記念して、"Pokémon 1008 ENCOUNTERS" という動画が2023年1月12日に公開された。
全1008種のポケモンを1回ずつ登場させ、そのたびにカウントを1進め、最終的にミライドンの1008にたどり着くという内容。凄いクオリティなので、未見の人はとりあえず1度は見てほしい。筆者も何回か見た。
そして何回か見た結果...
複数回出て来るポケモンがいることに、なんとなく気づいてくる。
登場は基本的に1回だが、「なんかガラルマッギョ2回見なかった?」「エレブーもさっき見たぞ」みたいな引っかかりが頭をよぎり、実際に動画を見返すと2回出現していたりする。
なお、2回登場しても動画内のカウント上は重複せず1回なので、最終的にはカウントはちゃんと1008になる。
では一体どのポケモンが複数回登場しているのか?気になったのでまとめてみた。
ルール
・動画を目視でチェックし、確認できたポケモンをメモする。複数回出てきたポケモンをピックアップ。
・フォルム違いは別々にカウント。例えばベトベターなら原種とアローラの姿でそれぞれ1回とし、計2回扱いにはしない。
・進化演出時の進化前ポケモンはカウントしない。
・フォルムチェンジ演出時のチェンジ前のポケモンはカウントする。こうしないと満腹モルペコやばけたミミッキュがカウントされなくなるため。
・冒頭や905カウント時の集合絵はカウントしない。数えるのがめちゃくちゃ大変なため。
・繰り返すが目視なので当然漏れもあるはず。ご容赦ください
複数回出現したポケモン一覧
それではさっそく確認結果へ移る。今回の確認で、文句なく複数回出現したと言えるポケモンは、
ウツボット、ラフレシア、キュウコン、ウインディ、エレブー、カイロス、ストライク、バルジーナ、ウォーグル、エルフーン、ドレディア、ペロリーム、フレフワン、ギルガルド盾、ルガルガン昼、ルガルガン夜、アローラロコン、アローラサンド、アローラキュウコン、アローラサンドパン、アップリュー、タルップル、コオリッポアイス、ガラルダルマッカ、ガラルヒヒダルマ通常、ガラルサニーゴ、サニゴーン、ガラルポニータ、ガラルギャロップ、ガラルカモネギ、ネギガナイト、ガラルマッギョ、デスバーン
の33種!
なおネギガナイトとガラルヒヒダルマ通常は3回出現した。
このメンバーをパッと見た感想としては、
・リージョンフォーム関係が多い
・バージョン限定も多い
になる。
ここで前提として、この動画では「御三家」「石進化」など、共通した特徴を持つポケモンをまとめて紹介するコーナーがある。
もちろん、「バージョン限定」コーナーや「リージョンフォーム」コーナーも存在する。
そのため、複数のコーナーに該当する場合に登場回数が2回以上になるのだ。
ここから先は、各ポケモンが動画内のどのコーナーに出現していたかをまとめてみる。
リージョンフォーム組
バージョン限定&アローラ
アローラロコン、アローラサンド、アローラキュウコン、アローラサンドパン
バージョン限定&ガラル
ガラルダルマッカ、ガラルサニーゴ、サニゴーン、ガラルポニータ、ガラルギャロップ、ガラルカモネギ
バージョン限定のリージョンフォームが該当。ネギガナイトとガラルヒヒダルマ通常は後述。
「どちらかのコーナーに出たからもう片方には出さない」という処理はせず、被りがあっても全部の該当ポケモンを出すという方針のコーナーになっている。
サニゴーンはリージョンフォームではないが、ガラルサニーゴからのみ進化なので、動画ではまとめて扱われた。
特殊進化&ガラル
デスバーン
デスバーンもガラルデスマスからのみの進化なのでリージョンコーナーで紹介された。特殊進化の方法が凄い。
バージョン限定&特殊進化&ガラル
ネギガナイト
バージョン限定勢とデスバーンを足したような存在。個性が光っている。
バージョン限定&フォルムチェンジ&ガラル
ガラルヒヒダルマ通常
個性が光りすぎている。
(リージョン以外の)バージョン限定組
バージョン限定&分岐進化
ラフレシア、ルガルガン昼、ルガルガン夜、アップリュー、タルップル
割とややこしい仕様が多い。
ナゾノクサは初代では緑に出現しないが、金銀では双方に出現する。そのためラフレシアはバージョン限定に該当し、キレイハナは該当しない。
イワンコの進化はサン・ウルトラサンではルガルガン昼、ムーン・ウルトラムーンではルガルガン夜になる。なお剣盾以降はゲーム内時間によって決まり、バージョン間の差異が無い。
カジッチュはすっぱいりんごでアップリューに、あまーいリンゴでタルップルに進化するが、すっぱいりんごはソード、あまーいリンゴはシールドでしか手に入らない。SVでは両方ともデリバードポーチで売っている。
バージョン限定&石進化
気になるのはこのメンバーそのものではなく、ここにラフレシアが入っていないこと。バージョン限定のような「該当者は全部出す!」というノリのコーナーとは異なり、石進化コーナーは「他のコーナーと被っちゃうなら出なくていいよ」というゆるい方針らしい。
バージョン限定&通信進化
この組み合わせが2体しかいないのは意外かも。
バージョン限定&フォルムチェンジ
コオリッポアイス
2回登場してる時点で個性は強めなのだが、ガラルヒヒダルマと色々被っている。
バージョン限定&サファリゾーン
カイロス、ストライク
動画内ではFRLGのドットが印象的。
バージョン限定&砂漠で捕獲できるポケモン
「砂漠」という漠然としたコーナーがいきなりでてきた。バルジーナとウォーグルはメグロコやシンボラー等と一緒に映っている。
おそらくBW2の4番道路でシンボルエンカウントできたため。バージョン限定コーナーと重複してでも砂漠で出したかったらしい。
バージョン限定&屋内で捕獲できるポケモン
エレブー
屋内コーナーでベトベターやドガース、ポニータと共に登場、背景はおそらくFRLGのポケモンやしき。エレブーは完全にアウェーな雰囲気だが、一応コイルとレアコイルも一緒にいる。
なお肝心のブーバーは屋内コーナーにはいない。
その他
フォルムチェンジ&石進化
バージョン限定でもリージョンフォームでもないのに唯一2回登場したポケモン。凄い。
以上となる。
複数回登場したと言えなくもないポケモンたち
今まで見てきた例とは違って、明確に言い切るのは難しいものの、複数回登場したと言えなくもないポケモンも存在する。該当するのは、
ジグザグマ、ラプラス、ピカチュウ、サシカマス、ゴーリキー、パモット
の6種。個別に紹介する。
秘伝勢。
ジグザグマは「序盤ノーマル」の他にも「いわくだきで出現するポケモン」のRSEいわくだき役で登場。
ラプラスは「水上で出現するポケモン」コーナーのXYなみのり役で登場した後に「NPCから譲られるポケモン」として登場。
いわくだきやなみのりの映像はポケモンというより秘伝技の紹介に近いが、動画への登場は果たしている。
ウッウ勢。
「あれはピカチュウやサシカマスではなくフォルムチェンジしたウッウの一部だ」という立場もあるが、筆者はピカチュウやサシカマスだと思う。
この問題をさらに突っ込むと、ドラパルトとドラメシヤはどうだ、ヤドランとシェルダーはどうなる等と話が無限に広がるが、今回は立ち入らない。少なくともピカチュウとサシカマスは動画中に明瞭に登場していた。
ちなみにピカチュウについては、相棒ピカチュウも登場。今回はピカチュウの別フォルムとみなし、通常ピカチュウとしてのの登場回数には含めなかった。相棒イーブイは登場していない。
洞窟のポケモンとして登場した後、10%ジガルデのバトル相手として2回目の登場。
姿は無く名前も見切れているものの、それがゴーリキーだと特定するには十分だと思われる。
パモット
エンディングで最後に捕まえられるポケモンとして2回目の登場。オープニングが対象外ならエンディングも対象外にするのが綺麗ではあるが、オープニングと違ってポケモンの判別が簡単というか現実的なので対象に含めた。
まとめ
Pokémon 1008 ENCOUNTERS で複数回登場したポケモンは33種、登場したと言えそうなポケモンは6種確認できた。
もちろん目視なので見落としもあるだろうし、細かい数字も判断基準によっても変わるものでもある。
何か見落としや指摘などある場合、コメントに記入いただければ。
おまけ
ふみつけで進化するアママイコにふみつけられる役回りで登場。他のシーンはゴロンダへの進化モーション中の一瞬しかないため、ふみつけられた1回のみが正式な出番になる。
めちゃくちゃ見逃しやすい。初見の等倍速で見つけられた人は凄い。
登場回数0回のポケモン
一部フォルムが未登場の例はあるが(メガシンカやキョダイマックス等)、どのフォルムも出てこないポケモンはいなかった。良かった。